当院では、身体的な理由などによって『歩行困難の方に対してのみ』健康保険を利用した訪問鍼灸治療を行っています。
ご自宅やサービス付き高齢者住宅、有料老人ホームなどで施術をお受けいただくことが可能です。
○医療保険を利用しての施術になりますので、介護保険の訪問リハビリなどとの併用も可能となっております。介護保険の利用範囲を心配されることなく治療をお受けいただけます。
○1回の施術時間は、20分程度となっております。
○かかりつけ医師に頂いた「鍼灸の同意書」にかかれている疾患に対してのみの施術となります。他の部位もご希望でしたら、+自費料金にて対応させていただきます。
○料金について(1回あたり)
施術料:3,910円(はりor灸のどちらか)
4,070円(はりと灸の併用)
初検料:1,950円(はりor灸のどちらか)
2,230円(はりと灸の併用)
※初検料は初回のみ加算されます。
往療料:2,300円(1回につき)
※当院(起点)~往療先までの直線距離で計算
が施術料に加算されます。
電気鍼や電気温灸器を行った場合は+100円
施術報告書交付料480円(かかりつけ医師への報告書を作成した場合のみ)
※料金につきましては、厚生労働省により決められております。
※※上記金額の合算から自己負担割合分をお支払いいただく形になります。
さらにここからが重要!!
最後までお読みください。
このように鍼灸治療は保険でお受け頂くことも可能となっておりますが、
いくつかの決まり事がございます。
~施術を開始する前にかかりつけのお医者様に鍼灸施術が必要ですという事を記入していただく必要があります。(かかりつけ歯科医師の同意書は無効となってしまいます)
※用紙は当院でご用意しておりますし、お医者様への依頼状も書かせて頂いております。
・神経痛(坐骨神経痛、肋間神経痛、三叉神経痛など)
・リウマチ(関節の腫れと痛み、関節のこわばりが強いなどの症状)
・頚腕症候群(首や腕に慢性的な痛み、しびれ、コリなどの症状)
・五十肩(肩を動かせない、腕が上がらない、寝返りが痛いなどの症状)
・腰痛症(腰が痛い、ダルい、動くと痛いなどの慢性的な症状)
・頚椎捻挫後遺症(交通事故などにより首を痛めた事がある場合)
・その他これらに類似する疼痛を伴う慢性的な疾患(たとえば変形性膝関節症、脊柱管狭窄症など)で医師による適当な手段がないと判断された場合も適応となることもあります。
以上の対象となる疾患に対しての施術のみ保険適応となります。
ご自宅や施設への訪問施術をご希望の方は、歩行困難である方に限られています。
・寝たきりになられている方
・足元が不安定で一人では外出できない方
・腰や膝などの慢性的な強い痛みで歩けない方
・車椅子をご利用中の方
・身体のどこかに不自由があり動けない方
同意書にかかれている疾患に関する部分の施術となりますので、当院で行なっている美容鍼などには適応できません。
「あっちもこっちも痛いから、全身を施術」というご希望でしたら、自費での対応となります。
以上が健康保険を用いてのはり・きゅう施術を受けて頂く際の決まり事です。
これは当院がオリジナルで決めていることではなく、日本国内ではどこの鍼灸院さまでも同様と思います。
現行の医療制度では、すべての患者様に健康保険を利用いただいての施術を提供できないのが現状です。
※当院では労災、生活保護の方の施術は取り扱っておりません。
痛みしびれ、神経痛、関節のこわばりなどの軽減
健康保険を用いた鍼灸治療の説明はここで終わりですが、その他にもご不明な点や不安な事、もっと詳しく知りたいという方はご連絡頂ければ幸いです。