慢性的な頭痛
札幌市中央区のゆず鍼灸治療院@袴谷です。
昔からの(若い時からの)頭痛、時々の頭痛、PMS的な頭痛、天気が崩れる前の頭痛・・・。それぞれ頭痛の出方や痛い場所は違うかと思いますが、多くの方が対症療法的にお薬でごまかしていませんか??
当院にも頭痛でお悩みの方にお越しいただきますが、皆さんそれぞれ原因も違っています。
その中でも原因の1つとして考えているのが首凝り。
2月にNHKで放送された「ガッテン!」の中でも紹介されていましたが、後頭下筋群という首と後頭部をつなぐ小さな筋肉の凝り・硬さによっておこっている頭痛がとても多いです!!
この後頭下筋群は、頭の重さを支えている小さな筋肉の束ですので、デスクワークなどで悪い姿勢(顔が前に出て顎が上がり背中を丸めたような姿勢)が続いてくると非常に凝り固まってきてしまいます。また最近はスマホ操作が多くなり、下向き加減の首下がり姿勢が続くと後頭下筋群が頑張りすぎてしまい、頭痛につながるケースも多いと考えられます。
頭痛の原因=後頭下筋群
もしあなたの頭痛の原因が後頭下筋群であるならば、施術方法としては後頭下筋群に鍼を刺すというシンプルなものになります。
しかしそれだけでは根本解決につながらず、また凝り固まってくると頭痛が起こってしまう可能性がありますよね。
ではそういった後頭下筋群の凝り・硬さによって慢性的な頭痛が出ているお客さまに、どのようにアドバイスするか!?
私でしたらデスクワークをされている方には、パソコン画面を高くしたり、椅子を下げましょうと伝えます!
①椅子に座った状態で無理のない範囲で良い姿勢にします
この時キチンと顎を引いた姿勢にしましょう
②その時の目線の高さにパソコン画面の中央がくるようにします
(モニターの土台の下に本を挟んだり、椅子を低くして合わせます)
こんな感じでまずは悪い姿勢にならない環境作りが大切かと思います!
※職場環境の問題でパソコン画面を高くできない方もいるかと思います。その場合はなにか他の方法を考えなければなりませんね。例えば立った状態で棚の上にパソコンを置いて仕事をされるとか。
凝りを作らない、溜め込まない
他には的確なストレッチやテニスボールを使ったマッサージなどをアドバイスすると思います。いずれにしても後頭下筋群の凝りを作らない、溜め込まないというのが大切かなと考えています。
首や肩の凝り、慢性的な頭痛でお困りの方は、普段のご自身の姿勢を改めて気にされてはいかがでしょうか?主婦の方もテレビを見ている時やスマホ操作をしている時の姿勢です!!
おそらくご自身が思っている以上に悪い姿勢で過ごされているかと思いますよ( ;∀;)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
札幌市中央区のゆず鍼灸治療院
袴谷でした(^^)
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